診断コンテンツの作成・活用術について知りたい方へ
「OO診断」の作り方3stepや、施策アイデア・事例をまとめました。
リード獲得・商品レコメンド・SNSでの拡散など、幅広く活用できます。
目次
診断コンテンツは、ユーザーに対して特定のテーマに関連した質問を行い、その回答に基づいて特定の結果を提供するコンテンツです。性格診断や適職診断、パーソナルカラー診断など多彩な診断コンテンツが提供されています。診断コンテンツは、ユーザー参加型のコンテンツであるため興味を持たれやすく、昨今ではSNSキャンペーンや商品のレコメンドなどのマーケティング施策としても活用されています。
診断コンテンツ作成は制作会社へ外注もできますが、診断コンテンツ作成ツールを使って自社で作ることもできます。
診断コンテンツを制作会社に外注する場合、プロの制作者がユーザーのニーズに合った診断を作成します。診断結果に精度が求められる場合や、診断画面をカスタマイズしたい場合に適していますがその分コストが掛かります。
昨今、自分で手軽に診断コンテンツを作成できるツールが数多く登場しています。診断コンテンツ作成ツールを利用すると、診断コンテンツの作成を内製化できる他にも、ユーザーの診断結果や回答傾向などのデータを取得できます。診断の設問や選択肢、結果などの診断ロジックを考える必要がありますが、回答者の属性情報や回答傾向などのデータを自社で保有できるため内製化するメリットは大きいでしょう。
診断コンテンツを自身で作成する際の手順をご紹介します。
診断コンテンツ施策に限らず、施策の目的を決めることは大切です。診断コンテンツの場合、SNSシェア数を増やす、サイトへの流入数を増やす、会員登録を増やす、商品購入を促進するなどの目的が挙げられます。目的により、診断コンテンツのアウトプットが変わってくるので企画前に必ず決めておきましょう。
診断ロジックとは、診断結果を導き出すための方法のことです。診断ロジックにはいくつか種類があり、「1軸診断」「タイプ別診断」「フロー型診断」などが良く活用されています。
作成した診断ロジックを、診断コンテンツ作成ツールで構築していきます。SaaSの診断作成ツールは直感的に操作できるものが多いので、初めての方でも無理なく構築できるでしょう。具体的な構築方法は「診断作成ツールでの構築手順」で解説します。
診断ロジックには「1軸診断」「タイプ別診断」「フロー型診断」など様々な種類があります。診断コンテンツを作成するために、診断ロジックの理解は欠かせません。
1軸診断は、選択した回答毎にポイントが付与され、回答の合計ポイントにより診断結果を返す診断方法です。ある特定の軸での強弱を判定することに向いています。例えば「ビビり診断」では、設問①の選択肢Aは4ポイント、選択肢Bは1ポイント、設問②の選択肢A’は4ポイント、選択肢B’は1ポイント獲得できます。診断結果は、合計ポイントが24~26点の場合は「ビビり度100%」、16~23点の場合は「ビビり度80%」、9~15点の場合は「ビビり度50%」のように4種類の結果から1つ表示されます。
複数軸診断は、1軸診断と同じように回答毎にポイントが付与されていきますが、複数の軸で結果を表示できる診断方法です。先ほどの「ビビり度診断」を複数軸診断で作成すると、設問、選択肢は同じになりますが結果画面に「想像力の豊かさ」や「過去のトラウマ」など複数項目の結果が表示できます。
タイプ別診断は、特定カテゴリーの傾向の組み合わせから診断結果を返す診断方法です。精度の高い診断結果を導き出せるため、性格診断や適職診断、商品マッチングなどより結果に精度が求められるケースに適しています。1つのカテゴリーは2種類の相反する属性で構成されており、カテゴリーの数により4・8・16タイプ診断が作成できます。タイプ別診断は、結果の数に制約があるため、診断結果の数に自由度を持たせたい場合はフロー型診断を活用しましょう。「ビビり診断」をタイプ別診断で作成してみましょう。カテゴリーは「挑戦志向」「決断力」「自信」「考え方」の4つとします。2属性のカテゴリが4種類なので、2×2×2×2で16タイプの診断が作れます。カテゴリーが3種類の場合は、2×2×2で8タイプ診断、カテゴリーが2種類の場合は、2×2で4タイプの診断になります。診断の回答により、「リスク回避型」「即決型」「不安」「ネガティブ」の組み合わせになった場合は、「ビビり王タイプ」が診断結果で表示されます。
フロー型診断は、選択肢ごとに分岐していき特定の結果に辿り着く診断ロジックです。フロー型診断では、診断結果の数を柔軟に設定することができます。タイプ別診断よりも診断結果を多く設定したいケースや、設問の数はそこまで多くなくしたいが診断結果は多くしたいケースなどに適しています。診断結果に質問①の選択肢Aを選んだ場合は質問②へ進み、選択肢Bを選んだ場合は質問③へ進むように分岐していき辿り着いた診断結果が表示されます。雑誌の恋愛診断や性格診断で見かけた方も多いでしょう。
診断ロジックを自作する際の手順と考え方を、活用頻度が高いタイプ別診断を例にご紹介します。タイプ別診断の診断ロジックは以下の手順で作成できます。
タイプ別診断を作成する際は、カテゴリーを先に決めます。「ビビり診断」では、カテゴリーを「挑戦志向」「決断力」「自信」「考え方」の4つに設定しました。カテゴリーを決めた後に「挑戦志向」では、「挑戦型」「リスク回避型」、「決断力」のカテゴリーでは「即決型」「優柔不断型」の2つの相反する属性を決めました。回答者は全てのカテゴリーにおいて、どちらかの属性に振り分けられます。この時、各属性の定義づけをしておくことが納得感のある診断結果にするためのポイントです。続いて各属性を組み合わせ、16タイプを一覧にし各タイプを抽象化します。”このタイプを簡潔に言い表すとどんなタイプなのか?”を考えましょう。抽象化が完了したらこのタイプが当てはまるキャラクターや人物を考えた後にシンボル化していきます。設問や選択肢はAIでも作成できるので適宜活用すると良いでしょう。
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診断コンテンツ作成ツールでどのように作成した診断ロジックを構築していくのか、実際の作成画面を活用しながらご説明します。本記事では、診断コンテンツが簡単に作れる「Metabadge(メタバッジ)」を活用し、一軸診断の「あなたにぴったりなキャンディの味診断」を作成していきます。
診断コンテンツのTOP画面を入力していきます。
診断コンテンツのタイトル、TOP画像、診断ボタンカラーなどを設定します。
診断の上限回数も決められるので、1ユーザーにつき1回まで診断可能といった制限も設定できます。
一軸診断、タイプ別診断など作成した診断ロジックのタイプを選択します。
こちらで選択した診断タイプにより、STEP3での入力画面が変わります。
作成した診断ロジックを入力していきます。主な入力項目は、設問、選択肢、選択肢毎のポイント、イメージ画像などです。ポイントは加算と減算のどちらも設定が可能です。イメージ画像は設問全体のイメージ画像と、選択肢ごとのイメージ画像の2種類を設定できます。
最後に、診断結果を入力していきます。入力項目は、点数範囲、リード文、説明文です。診断結果の画像も設定することで、より印象に残りやすい結果画面にできます。
診断結果画面では、SNSシェアボタンやカスタムリンクの設定も可能です。
診断結果は「誰かに共有したい、話したい」というユーザー心理が働くため、SNSシェアボタンを設置することでSNS投稿数の増加が期待できます。
診断コンテンツのロジック作成や、診断コンテンツ作成ツールを活用した作り方をご紹介しました。実際の作成画面も活用しご紹介したので、診断コンテンツ作成のイメージをクリアにしていただけたでしょうか。診断コンテンツを自社で作成するメリットは多くありますが、診断ロジックを自分だけで作成するのはなかなか大変です。診断ロジック作成の相談を受け付けているツールベンダーもあるので、1度問い合わせてみても良いかもしれません。 診断コンテンツの作成・活用術について知りたい方へ 「OO診断」の作り方3stepや、施策アイデア・事例をまとめました。
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