映画「十一人の賊軍」診断を実施!興味醸成/SNS拡散を狙って制作/東映株式会社様

映画「十一人の賊軍」診断を実施!興味醸成/SNS拡散を狙って制作/東映株式会社様

今回は、東映株式会社様、株式会社Kプレス様と共同で実施した、映画『十一人の賊軍』のプロモーションにて、ファンマーケティングツール「Metabadge(メタバッジ)」を活用した「十一人の賊軍診断」施策事例をご紹介します。

内容まとめ

  1. 原作がない中で、いかに興味を持ってもらえるかが重要だった
  2. 映画のストーリーに部分的に触れられるような設計にすることで、興味関心の醸成及びSNS拡散を狙ったMBTI診断施策を実施
  3. 診断を通じてSNS(X)への投稿や、抽選キャンペーンと連動した導線により、多くの参加者がSNSにハッシュタグ付きで投稿。4人に3人(74%)が診断を完了し、うち21.8%がSNSでシェア!SNS投稿からも新規参加者を獲得!エンゲージメントの高さが見えた企画となった

 

1. 背景と目的

『十一人の賊軍』という映画は日本近代史最大の激戦・戊辰戦争の陰で起きた抗争の史実から着想を得て脚本・制作されています。そのため原作がない中で、いかに、興味を持ってもらえるかが重要でした。


その中で、登場人物版のMBTIのような性格診断を考えていました。ただそのままだとただの性格診断にしかならず、興味を持ってもらえないため、映画のストーリーに部分的に触れられるような設計にすることで、興味関心の醸成及びSNS拡散を狙えるよう、今回のような診断コンテンツを実施するに至りました。

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今回採用した、診断コンテンツの制作を中心としたプロモーション戦略は、以下がその特徴です。

  • 診断の仕組み:ユーザーが映画に関連する質問に答えることで、自分がどのキャラクターに似ているかを判定。
  • 視覚的要素:診断結果画面にはキャラクターのビジュアルと説明を表示。
  • シェア促進:診断結果を簡単にSNSに投稿できる設計。

キャラクターの人柄や役職、映画での立ち回りなどの情報と、診断した性格とを絡めることで、物語の理解や"自分ごと化"を補助、元々持っている様々な好意/興味から、”作品(映画)への興味”へ強化することを狙いました。
また、公式サイトと連携し、診断を通じてSNS(X)への投稿や、映画公式情報へ誘導する導線を確保しました。


2. 企画概要:『十一人の賊軍』MBTI診断

【体験の流れ】
①特設ページの「十一人の賊軍診断」バナーをクリック
②「診断をはじめる」で診断スタート!
③16問の診断に答えると、結果ページで自分に近いキャラクターが!

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結果ページにおいては、
【診断から見えるあなたの性格】
【OOOOってどんな人?】
【派閥/気質】
の3つの内容について、診断結果に加えてキャラクターの性格や映画での役割と絡めながら、キャラクターを自分と重ね合わせて”知る”ことができます。


診断結果を投稿すると、映画オリジナルグッズが抽選で手に入る連動キャンペーンも実施しました。
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公式X(旧Twitter) からも告知していただき、キャストの方にも診断を実施いただきました!

3. 施策結果:完了率74%、シェア率21.8%を記録!

約1か月間の診断施策の実施における、転換率がこちらです。

    • ユニークユーザーにおける「診断完了率」:74%
    • ユニークユーザーにおける「SNSシェア(UGC創出)率」:21.8%
    • 「シェアされたUGC1投稿からのセッション(UGCリーチ)数」:1.92人

具体的に読み解くと、参加者の4人に3人が診断を完了しており、離脱率がかなり少なく、エンゲージメントの高い企画となっていることが分かります。
弊社で過去に実施したMBTIを活用した診断企画(複数の業種)の平均値が約68%のため、平均よりもやや高い数値となっています。

また、SNSシェア率は21.8%(5人に1人以上がシェア)、シェアされた1つの投稿から約2人が新しく企画参加している(UGCによる新規リーチ数)という結果になっています。
※投稿数自体は非公開

映画が公開されてから連日話題になっていることもあり、また個々のユーザーの結果投稿から多数流入もあるため、公式アカウントのフォロワー以外のユーザーも多く企画に参加いただけたのではないかと思います。

SNSの投稿や口コミでは、推しの俳優さんを引き当てられたようで喜んでいる方や、
「作品自体を楽しみにしている」
「サクッと結果が出て楽しかった!」
「自分の診断結果のキャラが気になるので映画を観に行く!」
という感想がありました。まさに"納得感のある診断"という形で楽しく体験いただけたなという肌感でした。



~編集後記~

MBTI診断と、”サービス/商品・キャラクター”などのコンテンツを掛け合わせることで、ライトなファンの獲得に効果的な施策となります。
特に今回は”映画”という、キャラクターの特徴が分かりやすかったり、感情移入しやすいコンテンツがあったりしたこともあり、体験者のエンゲージメントが高いという評価となったと考えられます。


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